HPNとは?

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HPNとは 08/11/2002
【“HPN”と“TPN”の違い】
   “HPN”とは、“在宅で腸を使わないで栄養を摂取する”栄養法。
      ⇒入院生活から解放され、社会復帰が可能になる。    
   “TPN”とは、“腸を使わないで栄養を摂取する”栄養法。
            
【IVHの種類】
   @完全皮下埋め込み式カテーテル (正式名:グロッションのカテーテル・ポート)
                     (=「埋込式」「ポート」と言われている)       
   Aブロビアックのヒックマンカテーテル (=「体外式」と言われている) 
       *HPNでは、通常@Aの選択ができます。
       *どちらにも、メリット・デメリットがあります。
   ☆TPN  (←通常入院中にする鎖骨下からの方法)

【中心静脈栄養法とは】
   生命維持に必要な栄養素を、全て静脈内に投与し、
   経口摂取ができなくても、栄養状態を正常に保つことを、可能にした栄養法。

【HPNの目的】
   QOL(生活の質)の向上。

【クローン病におけるHPNの適応】
   ・短腸症候群
   ・消化管狭窄が認められる場合、手術待機期間の栄養管理
   ・経腸栄養剤が不可能または、不適切な場合
   ・肛門病変が高度な場合  
   ・社会的適応  etc

【クローン病の治療】 
   @ 栄養療法(食事・経腸栄養剤)
   A 薬物療法
   B 手術療法

【ポート=完全皮下埋め込み式カテーテル】 (下記写真参照)

【ポートの寿命】
   22ゲージの大きさの針で、2000回程度(大人用のポートの場合)。
     まんべんなく突いた場合の回数で、シリコンも消耗します。
     しかし、カテーテルの寿命の方が早くきたり、
     感染や諸事で、ポート移設をされる方が少なくありません。

【ポート留置手術】
   静脈切開は、“TPN”と同じく時間はかからないのですが、
   カテーテルを皮下トンネルに這わせる際の施行は、
   肉と皮を、力まかせに剥がされた!という感じでした。
   外科の先生曰く「野蛮極まりない」処置と。

   局所麻酔で施行。
   ポートは、皮下にポケットを作ります。
   抜糸まで1週間。
   ポートの利用は、当日からでも可能。

【起こりうるトラブル】
   @ 発熱 ・血液内に菌が潜入した可能性。
   A ポート周囲が腫れて痛くなる
       ・ポートとカテーテルがはずれている可能性。
       ・針がポートに刺されていない事も考えられる。
   B 血液の逆流。 
   C ポートが詰まる。
       ・血液が逆流したまま放置の場合。
       ・フラッシュが、きちんと行なわれていないと起こる。

【合併症】
 (日常生活)
   @ カテーテル肺血症 
        感染による“カテーテル肺血症”が一番恐ろしい。
         高熱が出た場合は可能性が高い。
   A カテーテル閉塞
   B 皮下ポケットの感染(膿がたまると、完全抜去になります。)
 (ポート施行手術)
   @ 気胸
   A 血胸
   B 血管損傷
   C 神経損傷

【脂肪乳剤の注入】
   ポートを利用して行なう際は、充分なフラッシュが必要です。

【絶食を続けた場合の合併症】
   〜花私集〜にて掲載。

【管理】
   カテーテル肺血症発生頻度は、病院において行なうよりも、家庭で行なう方が低い。
    『医療スタッフが、どんなに管理を厳重にしても、
     患者自身や、わが子を管理する親の気持ちには、けっして及ばない』と。

【衛生材料等】
   輸液の郵送・消毒等の衛生材料は、
   病院により「患者負担の場合」と「病院負担の場合」があります。

【HPNな人数】
   全国で2.000人程度。(過去10年間、ほぼ変わらないらしい)
   内訳は、
     増加 : 癌などの末期状態を在宅で過ごす人。
     減少 : 経腸栄養剤等に移行した人。

【クローン病のHPN人口】
   HPN経験者は、推測ですが、200名位(?) 
     ∴ポート式・体外式・TPN式の在宅を含めた人数。
     ∴すでに、経腸栄養剤に移行した方も含みます。

【現状】
   現在、病院の考え方により、何度も入退院を繰り返す場合、
   短期的に、HPNを施行されている病院も増えてきています。
  
   “完全皮下埋め込み式”と“ブロビアックヒックマンカテーテル式”も
   病院によって、取り扱い方が異なりますので、主治医にご相談下さい。  


上記の内容は、個人の情報によるものです。 by Aames


輸液 08/11/2002
輸液の種類は個人の処方で、
様々です。
調合された物もあります。


【参考までに掲載】
 “PNツイン3号”
   総熱量1160kcal(1200ml) 
   夜間のみ(10〜11時間)


  

08/11/2002
HPN(ポート)用の針。
  
体の中に埋め込んだ
ポートに刺します。
ルートの長さは色々です。

他にも、
ストレートタイプの針がある。

衛生材料 08/11/2002
参考までに、
Aamesの“衛生材料”です。

ポート+カテーテル 08/11/2002
埋め込み式型ポート

体の中に埋め込まれている物。
中央の透明部分が、圧縮シリコン。

Aamesのポートは、小児用で、
シリコン直径は1cm程です。

アンプル+シリンジ 08/11/2002
輸液に加えるアンプル。

自分で封を切り、
注射器(シリンジ)で注入。

各人、処方が異なります。
 (参考までに掲載)

(c)TAM Music Factory

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