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【“HPN”と“TPN”の違い】 “HPN”とは、“在宅で腸を使わないで栄養を摂取する”栄養法。 ⇒入院生活から解放され、社会復帰が可能になる。 “TPN”とは、“腸を使わないで栄養を摂取する”栄養法。 【IVHの種類】 @完全皮下埋め込み式カテーテル (正式名:グロッションのカテーテル・ポート) (=「埋込式」「ポート」と言われている) Aブロビアックのヒックマンカテーテル (=「体外式」と言われている) *HPNでは、通常@Aの選択ができます。 *どちらにも、メリット・デメリットがあります。 ☆TPN (←通常入院中にする鎖骨下からの方法)
【中心静脈栄養法とは】 生命維持に必要な栄養素を、全て静脈内に投与し、 経口摂取ができなくても、栄養状態を正常に保つことを、可能にした栄養法。
【HPNの目的】 QOL(生活の質)の向上。
【クローン病におけるHPNの適応】 ・短腸症候群 ・消化管狭窄が認められる場合、手術待機期間の栄養管理 ・経腸栄養剤が不可能または、不適切な場合 ・肛門病変が高度な場合 ・社会的適応 etc
【クローン病の治療】 @ 栄養療法(食事・経腸栄養剤) A 薬物療法 B 手術療法
【ポート=完全皮下埋め込み式カテーテル】 (下記写真参照)
【ポートの寿命】 22ゲージの大きさの針で、2000回程度(大人用のポートの場合)。 まんべんなく突いた場合の回数で、シリコンも消耗します。 しかし、カテーテルの寿命の方が早くきたり、 感染や諸事で、ポート移設をされる方が少なくありません。
【ポート留置手術】 静脈切開は、“TPN”と同じく時間はかからないのですが、 カテーテルを皮下トンネルに這わせる際の施行は、 肉と皮を、力まかせに剥がされた!という感じでした。 外科の先生曰く「野蛮極まりない」処置と。
局所麻酔で施行。 ポートは、皮下にポケットを作ります。 抜糸まで1週間。 ポートの利用は、当日からでも可能。
【起こりうるトラブル】 @ 発熱 ・血液内に菌が潜入した可能性。 A ポート周囲が腫れて痛くなる ・ポートとカテーテルがはずれている可能性。 ・針がポートに刺されていない事も考えられる。 B 血液の逆流。 C ポートが詰まる。 ・血液が逆流したまま放置の場合。 ・フラッシュが、きちんと行なわれていないと起こる。
【合併症】 (日常生活) @ カテーテル肺血症 感染による“カテーテル肺血症”が一番恐ろしい。 高熱が出た場合は可能性が高い。 A カテーテル閉塞 B 皮下ポケットの感染(膿がたまると、完全抜去になります。) (ポート施行手術) @ 気胸 A 血胸 B 血管損傷 C 神経損傷
【脂肪乳剤の注入】 ポートを利用して行なう際は、充分なフラッシュが必要です。
【絶食を続けた場合の合併症】 〜花私集〜にて掲載。
【管理】 カテーテル肺血症発生頻度は、病院において行なうよりも、家庭で行なう方が低い。 『医療スタッフが、どんなに管理を厳重にしても、 患者自身や、わが子を管理する親の気持ちには、けっして及ばない』と。
【衛生材料等】 輸液の郵送・消毒等の衛生材料は、 病院により「患者負担の場合」と「病院負担の場合」があります。
【HPNな人数】 全国で2.000人程度。(過去10年間、ほぼ変わらないらしい) 内訳は、 増加 : 癌などの末期状態を在宅で過ごす人。 減少 : 経腸栄養剤等に移行した人。
【クローン病のHPN人口】 HPN経験者は、推測ですが、200名位(?) ∴ポート式・体外式・TPN式の在宅を含めた人数。 ∴すでに、経腸栄養剤に移行した方も含みます。
【現状】 現在、病院の考え方により、何度も入退院を繰り返す場合、 短期的に、HPNを施行されている病院も増えてきています。 “完全皮下埋め込み式”と“ブロビアックヒックマンカテーテル式”も 病院によって、取り扱い方が異なりますので、主治医にご相談下さい。
上記の内容は、個人の情報によるものです。 by Aames
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